2017.11.07 Tue
2017年11月7日14:00、高知新港をぱしふぃっくびーなす号は屋久島宮之浦港に向けて出航しました。今回はクルージング中のダンスパーティーでの演奏、地元高知のKBビッグバンドにゲスト出演での参加です。
一般乗客の方々と同様に屋久島上陸、有難い事に観光もさせて頂きました。
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船上ではセレモニーが数々行われています。
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避難訓練が行われ、僕も参加しました。
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船内もスタッフによる演奏で盛り上がっています。
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翌日7日08:00頃屋久島宮之浦港入港。生憎の小雨模様、でも屋久島は年間300日程度雨が降るそうです。
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そして、いざ屋久島上陸‼️
縄文杉を目指したかったのですが、時間の関係で屋久島簡易観光コースです。それでも豊かな自然に触れられました。
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入り口の案内図を見るだけでワクワクします。
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屋久島には川が大小合わせて400本も流れているそうです。現在地の標高は800m、海抜0mからなのでかなりの高低差で気温が下がり、空気の匂いも全く違います。因みに屋久島最高峰宮之浦岳は標高1,936m、亜熱帯性気候でありながら冬は雪が1m積もるそうです。
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切り株の上にまた別な芽が出て、長年かけて育った二重構造の杉です。自然の壮大な営みを感じます。
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屋久島一周の道路が出来るまでは島全体の交流が殆どなく、大きく4つの地域に分かれて隔離されていたそうで、各々の地域の住民は背格好や顔付きまで異なっていたそうです。顔付きで何処の出身かまで分かる程の明確な違いがあったとガイドさんが説明してくれました。
決まりがあるらしく、観光客8人に1人ガイドが付いて案内してくれます。
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こちらは縄文杉ならぬ弥生杉、縄文杉ほど元気があるわけではなく何とか枯れずに生息しています。こちらを見られただけでも感慨深いものがあります。
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バスのガイドさんに教えて貰った1708年10月11日、サムライの格好(髷を結い剃り込みを入れ、紋付袴に帯刀)に変装して屋久島南部の小島恋泊に上陸したイタリア人宣教師ジョバンニ・バッティスタ・シドッティの話がとても面白かったので、思わず屋久島環境文化村センターで彼の事が書かれた本を購入しました。日本語を話せないのに、当時幕府が禁止していたキリスト教の布教を認めさせようと、またペリー提督よりも早く日本を開国させようとフィリピンから単身屋久島に乗り込んで捕らえられ、「将軍に会わせろ」と言っていたそうです。最後は江戸で幽閉されて亡くなりました。
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文化村センターでは丁度シドッチ展が行われていましたが、時間が無くあまり見る事が出来ませんでした。幽閉された地から発掘された人骨から顔が復元されています。
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いずれシドッティ神父についても取り上げたいと思います。